被害
「豪雨の被害」などのように使う「被害」という言葉。
「被害」は、音読みで「ひがい」と読みます。
「被害」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「被害」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
被害の意味
「被害」には次の意味があります。
・害を受けること。損害をこうむること。また、その受けた損害。⇔加害。(出典:精選版 日本国語大辞典)
「豪雨の被害」は「豪雨によって受けた害」という意味です。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・ここまで来てしまった以上、もうまわりの被害など気にしていられない。
(出典:亜瑠『ヤマトレンジャー』)
・こんなひどい被害はいままで他に類をみないことは疑うまでもなかった。
(出典:カーソン/青樹簗一訳『沈黙の春』)
・被害が大きくなっていないところを見ると、そう強い羊でもなさそうだ。
(出典:中村恵里加『ソウル・アンダーテイカー』)
・これ以上の被害が出る前に、なんとしてでも捕えなければならないんだ。
(出典:アン・マキャフリイ『短編集/塔のなかの姫君』)
・装甲を叩いているが、実際どの程度の被害を与えているかはわからない。
(出典:今野敏『宇宙海兵隊ギガース4』)
類語
・損害(そんがい)
意味:そこない、傷つけること。利益を失わせることや、失うこと。また、事故などで受けた不利益。損失。(出典:デジタル大辞泉)
・損失(そんしつ)
意味:そこない失うこと。特に、財産や利益などを失うこと。(出典:デジタル大辞泉)
・災害(さいがい)
意味:地震・台風などの自然現象や事故・火事・伝染病などによって受ける思わぬわざわい。また、それによる被害。(出典:デジタル大辞泉)
・風害(ふうがい)
意味:強風や旋風、竜巻などによる被害。(出典:デジタル大辞泉)
・禍(か)
意味:思いがけない災難。(出典:デジタル大辞泉)