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遮音とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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遮音

「遮音された部屋」などのように使う「遮音」という言葉。

「遮音」は、音読みで「しゃおん」と読みます。

「遮音」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「遮音」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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遮音の意味

「遮音」には次の意味があります。

・外部からの音が内部に、また、内部の音が外部に伝わらないようにさえぎること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

空気中に伝わってくる音を跳ね返して遮断することを「遮音」と言います。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・天井も壁も床も厚く、遮音効果は昨今の建売住宅などと比較にならない。
(出典:田中芳樹『創竜伝 第1巻』)

・ほぼ完全な遮音性を実現したカナル型の受話器では、推測するしかないが。
(出典:佐島勤『魔法科高校の劣等生 2 入学編 <下>』)

・おまけに遮音性が抜群で、ドーム内の音はこれっぽっちも漏れてこない。
(出典:中井拓志『アリス Alice in the right hemisphere』)

遮音性しゃおんせいの高い、重い鉄のドアの外には、この室内の騒さわぎも漏もれてはいなかっただろう。
(出典:竹宮ゆゆこ『ゴールデンタイム 8 冬の旅』)

・私達三人がいる直径三メートルの範囲に遮音結界を展開したのだ。
(出典:言乃葉『出席番号32番 衛宮』)

類語

・防音(ぼうおん)
意味:騒音を防止すること。外部の音が室内にはいることや、室内の音が外部に漏れることを防止すること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

・吸音(きゅうおん)
意味:音を吸収すること。音の反射を少なくすること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

・遮断(しゃだん)
意味:一方から他方へ進むのをさえぎって、とめること。さえぎって、間を断つこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

・遮音床(しゃおんゆか)
意味:集合住宅で下階に音が伝わりにくいよう、遮音材を組み込んだフローリング。(出典:家とインテリアの用語がわかる辞典)

・防音室(ぼうおんしつ)
意味:オーディオ鑑賞、楽器演奏のために設置する、遮音設備を有した部屋のこと。音を閉じ込めるだけではなく、人の声や楽器の音が、歪みのない美しい自然な音として聴こえるように、音の反響効果と吸音効果のバランスを考えた設計をする必要がある。(出典:リフォーム用語集)

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