延期
「雨天のため延期」などのように使う「延期」という言葉。
「延期」は、音読みで「えんき」と読みます。
「延期」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「延期」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
延期の意味
「延期」には次の意味があります。
・期日や期限を延ばすこと。(出典:デジタル大辞泉)
「延期」という言葉をわかりやすく言うと、「日を改める」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・せいぜい帰国が一週間程度延期になったと考えていただけじゃないのか?
(出典:せいぜい帰国が一週間程度延期になったと考えていただけじゃないのか?)
・今夜予定されていた、重要な取引先との会食を延期しようと決めたのだ。
(出典:吉村達也『ケータイ』)
・彼を殺すのは、獲物を持って帰るまで延期してもいいという気になった。
(出典:E・R・バローズ『創元版/ペルシダー・シリーズ(全7巻) 3 海賊の世界ペルシダー』)
・だが少し考えてみて、延期する必要はまったくないことに気がついた。
(出典:オースティン/ハーディング祥子訳『エマ(下)』)
・二人の身許が確かめられるまで、作戦を延期するわけにはいかなかった。
(出典:森村誠一『黒い墜落機(ファントム)』)
類語
・日延べ(ひのべ)
意味:予定の日限を先へ送ること。また、期間を延長すること。(出典:デジタル大辞泉)
・順延(じゅんえん)
意味:予定の日限を先へ送ること。また、期間を延長すること。(出典:デジタル大辞泉)
・延長(えんちょう)
意味:長さや期間を延ばすこと。また、延びること。(出典:デジタル大辞泉)
・猶予(ゆうよ)
意味:長さや期間を延ばすこと。また、延びること。(出典:デジタル大辞泉)
・延引(えんいん)
意味:物事を先に延ばすこと。遅らせること。(出典:デジタル大辞泉)