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トロイの木馬とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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トロイの木馬

「トロイの木馬として敵陣に乗り込む」などのように使う「トロイの木馬」という言葉。

「トロイの木馬」は、「トロイのもくば」と読みます。

「トロイの木馬」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「トロイの木馬」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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トロイの木馬の意味

「トロイの木馬」には次の意味があります。

正体を偽って潜入し、破壊工作を行う者のたとえ。(出典:デジタル大辞泉)

古代ギリシャ時代のトロイア戦争で、ギリシャ軍がトロイア軍を攻略するため、兵を巨大な木馬にひそませて侵入したという故事から来た言葉です。
最近では、有益なソフトウエアに見せかけて、コンピューターのデータ消去・改竄・流出などの破壊活動を行うコンピュータウイルスを指すこともあります。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

トロイの木馬に乗りこんだ大昔の連中も同じように震えたのだろうか?
(出典:ハインライン『宇宙の戦士』)

・同じく小冊子「街」の一角に見た「トロイの木馬」は注目すべき作品である。
(出典:岸田国士『戯曲二十五篇を読まされた話』)

・だが、どちらかと言えばトロイの木馬だろう。
(出典:奈須きのこ『Fate/stay night 凛 Unlimited Blade Works GoodEnd -sunny day』)

トロイの木馬のほうがまだましだ。
(出典:半村良『闇の中の系図』)

・トロイ戦争の故事にちなんで、トロイの木馬のようなものに詰め込んでくるのではあるまいか。
(出典:種村季弘『食物漫遊記』)

類語

間諜(かんちょう)
意味:秘密の手段を用いて敵あるいは競争相手の様子をさぐり、味方に通報すること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

内通(ないつう)
意味:味方の中にいて、こっそり敵に通じること。内応。(出典:デジタル大辞泉)

叛徒(はんと)
意味:謀反を起こした者たち。逆徒。(出典:デジタル大辞泉)

突破口(とっぱこう)
意味:陣地や敵軍などをつきやぶるために作った攻め入り口。また、困難な問題などを解決する糸口。(出典:)

風穴を開ける(かざあなをあける)
意味:閉塞感のある組織や事態などに新風を吹き込む。(出典:デジタル大辞泉)

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