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諸事情とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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諸事情

「諸事情によりお休みさせていただきます」などのように使う「諸事情」という言葉。

「諸事情」は、音読みで「しょじじょう」と読みます。

「諸事情」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「諸事情」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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諸事情の意味

「諸事情」には次の意味があります。

さまざまな都合。もろもろの理由。あれこれの事情・理由のあることを婉曲に示す。(出典:デジタル大辞泉)

「諸事情」とは、一言でいうと「色々あって・・・」という意味になります。事情の中身をあえて詳しく説明しない時に使われる言葉です。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・しかし、登美彦氏は諸事情によって一緒に行ってくれる女性がいなかった。
(出典:森見登美彦『美女と竹林』)

・やがて人種ごと、民族ごとの諸事情により残り方に差が生じてきたのである。
(出典:竹内久美子『パラサイト日本人論 ウイルスがつくった日本のこころ』)

・当初はその年の秋に出版する予定だったのだが、諸事情で遅くなってしまった。
(出典:柳美里『自殺』)

・生活の中で幸福を発見する能力や仕事のそれが増してゆく諸事情というものは何と複雑でしょう。
(出典:宮本百合子『獄中への手紙』)

・これらの諸事情あるによりて、コックリ様の回転を見るに至るなり。
(出典:井上円了『妖怪学』)

類語

事情(じじょう)
意味:物事がある状態に至るまでの理由や状態。また、その結果。事の次第。(出典:デジタル大辞泉)

理由(りゆう)
意味:物事がそうなった、また物事をそのように判断した根拠。わけ。(出典:デジタル大辞泉)

事由(じゆう)
意味:事柄の生じた理由・原因。事のわけ。(出典:デジタル大辞泉)

原因(げんいん)
意味:ある物事や、ある状態・変化を引き起こすもとになること。また、その事柄。(出典:デジタル大辞泉)

子細(しさい)
意味:特別の理由。こみいったわけ。(出典:デジタル大辞泉)

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