換気
「朝起きたら必ず換気する」などのように使う「換気」という言葉。
「換気」は、音読みで「かんき」と読みます。
「換気」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「換気」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
換気の意味
「換気」には次の意味があります。
・建物などの内部の汚れた空気を排出して、外の新鮮な空気と入れかえること。（出典：デジタル大辞泉）
「換気」とは、特定の空間に外気を取り入れ、内部の空気を外に排出することです。これにより、建物内の空気をきれいな状態にすることができます。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・その間私はそう、換気のために廊下側のドアを開けたままにしておいた。
（出典：綾辻行人『人形館の殺人』）
・換気は充分に行われているらしいが、この臭気を消し去るほどではない。
（出典：茅田砂胡『デルフィニア戦記 第3巻 「白亜宮の陰影」』）
・換気は始まっているようだが、空調を止めるわけにはいかないのだろう。
（出典：福井晴敏『機動戦士ガンダムUC(全10巻) 機動戦士ガンダムUC 4 パラオ攻略戦』）
・それが、部屋の換気の悪いせいか、それとも暑いせいなのかわからない。
（出典：乙一『夏と花火と私の死体』）
・きちんと換気をしていればオープンまでにはなんとかなるのかもしれない。
（出典：米澤穂信『古典部シリーズ5 ふたりの距離の概算』）
類語
・風通し（かぜとおし）
意味：風が吹き抜けること。また、そのぐあい。（出典：デジタル大辞泉）
・通風（つうふう）
意味：室内の空気を流通させること。窓などの開口部を開放するなどして自然換気を行うこと。（出典：家とインテリアの用語がわかる辞典）
・通気（つうき）
意味：内部と外部の間に空気を通わせること。また、ある場所に新鮮な空気を送り込むこと。（出典：デジタル大辞泉）
・循環（じゅんかん）
意味：めぐりめぐって、またもとの所へと還ること。また、それを繰り返すこと。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・排気（はいき）
意味：内部の空気を外へ除き去ること。（出典：精選版 日本国語大辞典）
