検診
「検診を受ける」などのように使う「検診」という言葉。
「検診」は、音読みで「けんしん」と読みます。
「検診」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「検診」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
検診の意味
「検診」には次の意味があります。
・ある特定の病気にかかっているかどうかを調べるために診察・検査などを行うこと。(出典:デジタル大辞泉)
「検診」をわかりやすく言うと「病気になっていないかを、検査や診察によって調べること」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・二人は定期検診が滞りなく終わったので、予定より早く帰ってきたのだ。
(出典:有沢まみず『いぬかみっ!2』)
・検査をうけるかうけまいか、迷っているうちに検診の期間がすぎてしまう。
(出典:阿部牧郎『危険な秋』)
・まあ、これからも、わたしのところへ定期的に検診に来るようにしなさい。
(出典:荻原規子『RDG レッドデータガール はじめてのお使い』)
・最初に婦人科に行ったら「乳ガンの検診は外科なんですよ」と言われる。
(出典:田口ランディ『ハーモニーの幸せ』)
・月末の検診があった日は、疲れがあるので早く寝ることにしている。
(出典:佐竹彬『カクレヒメ 第1巻』)
類語
・診察(しんさつ)
意味:病気の有無や病状などを判断するために、医師が患者のからだを調べたり質問したりすること。(出典:デジタル大辞泉)
・診断(しんだん)
意味:医者が患者を診察して、健康状態、病気の種類や病状などを判断すること。(出典:デジタル大辞泉)
・見立て(みたて)
意味:病気を診断すること。また、その結果。(出典:デジタル大辞泉)
・受診(じゅしん)
意味:診察を受けること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・検査(けんさ)
意味:ある基準をもとに、異状の有無、適不適などを調べること。(出典:デジタル大辞泉)