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外連味とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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外連味

「外連味のない態度」などのように使う「外連味」という言葉。

「外連味」は、音読みで「けれんみ」と読みます。

「外連味」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「外連味」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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外連味の意味

「外連味」には次の意味があります。

はったりを利かせたりごまかしたりするようなところ。(出典:デジタル大辞泉)

俗受けを狙い、誠実さが見られないものを指します。
「けれん味」と書くこともあります。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・そういう外連味の強い演出も不快なら、陽の落ちた道を歩き、滅多に訪ねることのない墓所に登るのも、また不快だった。
(出典:小野不由美『屍鬼(下)』)

外連味たっぷりに伊達メガネを投げ捨て、前髪をかき上げて正面から目を合わせる。
(出典:佐島勤『魔法科高校の劣等生 2 入学編 <下>』)

・占い研究会は部員がたった一人だし、その一人はあまり外連味のあることが好きではない。
(出典:米澤穂信『古典部シリーズ5 ふたりの距離の概算』)

・それどころか彼らは何のけれん味もなく正面の段をのぼって、玄関から入っていった。
(出典:トーマス・ストラットン/小倉多加志訳『0011/ナポレオン・ソロ・シリーズ 第12巻 消えた怪飛行船』)

・歌い手はけれん味のないソプラノだった。日本の歌よりずっとのびやかで、音楽性に富んでいる。
(出典:阿部牧郎『篠懸の遠い道』)

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類語

衒う(てらう)
意味:自分の学識・才能・行為などを誇って、言葉や行動にちらつかせる。ひけらかす。(出典:デジタル大辞泉)

気取る(きどる)
意味:体裁をつくろい、もったいぶったり、とりすましたりする。また、そのものになった気で、それらしい振る舞いをする。(出典:デジタル大辞泉)

見栄を張る(みえをはる)
意味:ことさらに外観を飾る。うわべをとりつくろう。(出典:精選版 日本国語大辞典)

はったり
意味:相手を威圧するために、大げさな言動をしたり強気な態度をとったりすること。また、その言動。(出典:デジタル大辞泉)

鼻持ちならない(はなもちならない)
意味:言語や行動ががまんできないほど不愉快である。(出典:デジタル大辞泉)

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