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火急とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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火急

「火急の用事」などのように使う「火急」という言葉。

「火急」は、音読みで「かきゅう」と読みます。

「火急」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「火急」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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火急の意味

「火急」には次の意味があります。

・火のついたように、さし迫った状態にあること。また、そのさま。緊急。(出典:デジタル大辞泉)

「火急の用事」は「さし迫った用事」という意味です。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・今はもっと他に集中すべき火急の任務がある、ということは理解している。
(出典:川原礫『アクセル・ワールド 第8巻 -運命の連星』)

・なにかただならぬ火急の事件と狼狽とが彼女の身にふりかかったに違いない。
(出典:O・ヘンリー/大久保博訳『O・ヘンリー短編集(上)』)

・そのことが、息子に関わりない彼女の他の何か火急な用件を証していた。
(出典:石原慎太郎『化石の森』)

火急に何か知らせねばならぬことでもあるのかまさしく手裏剣文なのである。
(出典:佐々木味津三『老中の眼鏡』)

・私は火急の際にそれだけのことを考え、実行したのであった。
(出典:山口瞳『酒呑みの自己弁護』)

類語

・急(きゅう)
意味:切迫した事態。また、突然の変事。(出典:デジタル大辞泉)

・危急(ききゅう)
意味:危険な事態が目前に迫っていること。危難が近づくこと。また、そのさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)

・危機(きき)
意味:悪い結果をもたらすかもしれない、危険で不安な時。あぶない状態。(出典:デジタル大辞泉)

・ピンチ
意味:追い詰められた苦しい状態。苦境。窮地。危機。(出典:デジタル大辞泉)

・危急存亡の秋(ききゅうそんぼうのとき)
意味:生き残るか滅びてしまうかという危ういせとぎわ。(出典:デジタル大辞泉)

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