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統合失調症とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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統合失調症

「統合失調症患者」などのように使う「統合失調症」という言葉。

「統合失調症」は、音読みで「とうごうしっちょうしょう」と読みます。

「統合失調症」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「統合失調症」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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統合失調症の意味

「統合失調症」には次の意味があります。

青年期に発症し,120人に1人が患う精神疾患であり,幻覚,妄想,自我障害などの陽性症状と感情鈍磨,社会的引きこもりなどの陰性症状を呈する症候群である。(出典:最新 心理学事典)

身近な病気であり、長期的な治療を要する精神疾患です。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・神経症と判断して治療を始めてみると、統合失調症的な反応を示す患者がいる。
(出典:永瀬隼介『サイレント・ボーダー』)

・これは、統合失調症に悩む患者さんやご家族にとって大きな意味と価値をもつであろう。
(出典:澤口俊之『あぶない脳』)

・それでね、私ももう二十年も治療してだいぶ統合失調症のほうもよくなったんで、ある知人の娘さんをその統合失調症の人に紹介したんです。
(出典:田口ランディ『ハーモニーの幸せ』)

・そういえば、統合失調症の子どもは「からだにいっぱい孔があいている」と訴えることがあるという。
(出典:鷲田清一『てつがくを着て、まちを歩こう ―ファッション考現学』)

・十四、五歳の子供にロールシャッハテストを受けさせてみると、統合失調症と見まがうような結果がよく出ます。
(出典:永瀬隼介『サイレント・ボーダー』)

類語

幻聴(げんちょう)
意味:実際には聴覚を刺激するものがないのに、音や声が聞こえてくる知覚異常。(出典:精選版 日本国語大辞典)

妄想(もうそう)
意味:一般に,病的な状態から生じ,その内容がありうべからざるもので,なみなみならぬ確信を伴い,いくら説得されても訂正不能の誤った判断のこと。(出典:世界大百科事典 第2版)

興奮(こうふん)
意味:刺激を受けて感情がたかぶること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

被害妄想(ひがいもうそう)
意味:他人が自分に危害を加えている、あるいは加えられるのではないかという妄想。(出典:四字熟語を知る辞典)

思考障害(しこうしょうがい)
意味:神経症(ノイローゼ)やとくに精神病で認められる思考の異常にはさまざまなタイプがあり、これらはまとめて思考障害と総称される。(出典:日本大百科全書(ニッポニカ))

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