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自業自得とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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自業自得

「この成績悪化は全て君の自業自得だ」などのように使う「自業自得」という言葉。

「自業自得」は、音読みで「じごうじとく」と読みます。

「自業自得」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「自業自得」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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自業自得の意味

「自業自得」には次の意味があります。

仏語。自ら行なった行為はその報いを自分の身に受けなければならないということ。また一般に、自分の行為の結果を自分の身が受けること。自業自縛。(出典:精選版 日本国語大辞典)

主に悪いことに用いられ、自分で行ったことは全て自分に返ってくるという意味で使用します。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・軍人になりたいと望んだばかりの、これは自業自得と言うべきだろうか。
(出典:田中芳樹『銀河英雄伝説 4 策謀篇』)

・こんな手に出ざるをえなくしたのも、結局君の自業自得なんだから。
(出典:三島由紀夫『金閣寺』)

・電話で話したとき必死に止めたのに言うことを聞かなかったのだから自業自得だ。
(出典:縞田理理『霧の日にはラノンが視える4』)

自業自得と言ってしまえばそれまでだが、一番の友人であることは事実だ。
(出典:楡周平『フェイク』)

・私たちのおかげであなたも儲けてゐたのだから、自業自得ぢやありませんか。
(出典:坂口安吾『金銭無情』)

類語

身から出た錆(みからでたさび)
意味:自分の行為の報いとして禍災を被ること。自分の悪行の結果として自分が苦しむこと。自業自得。(出典:精選版 日本国語大辞典)

付けが回る(つけがまわる)
意味:よくないことを行ったり、無理を通したりした当座は何もなくても、あとになってその始末をつけなければならなくなる。報いが現れる。(出典:デジタル大辞泉)

自縄自縛(じじょうじばく)
意味:自分の心がけ・言葉・行為のために、自由な動きがとれず苦しい立場になること。(出典:デジタル大辞泉)

藪蛇(やぶへび)
意味:よけいなことをして、かえって自分にとって悪い結果を招くこと。(出典:デジタル大辞泉)

因果応報(いんがおうほう)
意味:仏語。善悪の因縁に応じて吉凶禍福の果報を受けること。善因には富楽などの善果を受け、悪因には貧苦などの悪果を受けること。現在では悪因悪果の意で用いることが多い。因果報応。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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