間取り
「間取り図」などのように使う「間取り」という言葉。
「間取り」は、訓読みで「まどり」と読みます。
「間取り」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「間取り」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
間取りの意味
「間取り」には次の意味があります。
・部屋の配置。(出典:デジタル大辞泉)
「間取り」は住宅の部屋の数や位置を表し、間取り図では部屋の配置がわかるようになっています。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・間取りの平面図は管理人に事情を話して簡単に手に入れることができた。
(出典:森村誠一『新幹線殺人事件』)
・その世界ではよく知られたいくつもの間取りのなかの、ひとつだそうです。
(出典:片岡義男『物のかたちのバラッド』)
・奥行きの方がやや長い長方形の間取りで、右の壁は小さな窓が一つだけ。
(出典:森博嗣『G 3 τになるまで待って』)
・奥にも二部屋ほどありそうな間取りだが、尾崎以外に人の気配はない。
(出典:樋口有介『魔女』)
・同じマンションでも、彼の部屋は倍以上の広さで間取りもゆったりしている。
(出典:林真理子『最終便に間に合えば』)
類語
・配置(はいち)
意味:人や物をそれぞれの位置・持ち場に割り当てて置くこと。(出典:デジタル大辞泉)
・レイアウト
意味:建築で、建物の配置、あるいは内部の部屋などの配置を決めること。(出典:デジタル大辞泉)
・構図(こうず)
意味:物事を全体的にとらえたときのすがた・かたち。(出典:デジタル大辞泉)
・配分(はいぶん)
意味:割り当てて配ること。(出典:デジタル大辞泉)
・割り当て(わりあて)
意味:割り当てること。また、割り当てたもの。(出典:デジタル大辞泉)