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天長節とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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天長節

「天長節の日」などのように使う「天長節」という言葉。

「天長節」は、音読みで「てんちょうせつ」と読みます。

「天長節」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「天長節」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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天長節の意味

「天長節」には次の意味があります。

天皇の誕生を祝う日で、明治以来、四方拝、紀元節、明治節とともに四大節の一つ。(出典:百科事典マイペディア)

天皇誕生日の旧呼称です。戦後の昭和23年に現在の呼称「天皇誕生日」に代わりました。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

天長節が過ぎると私も権八について造船部へ仕事に行つて見ることになつた。
(出典:宮地嘉六『ある職工の手記』)

・「天長節に關する一記憶」には、自分の子供の時のことが書いてある。
(出典:岩野泡鳴『泡鳴五部作』)

天長節に総攻撃をやった部隊はほかにも多いと聞いていますが、わたしらには一生忘れられない日です。
(出典:結城昌治『死者と栄光への挽歌』)

・これが元旦のほかにも天長節や地久節や明治節などに着る式服であった。
(出典:酒井美意子『ある華族の昭和史』)

天長節であるだけにきょうはことさらそれがにぎやかなのかもしれない。
(出典:有島武郎『或る女』)

類語

天皇誕生日(てんのうたんじょうび)
意味:国民の祝日の一つ。1948年制定。(出典:百科事典マイペディア)

国民の祝日(こくみんのしゅくじつ)
意味:国民一般の公的な祝い日。昭和23年(1948)7月制定の「国民の祝日に関する法律」および同法律のその後の改正によって定められた休日。(出典:デジタル大辞泉)

四方拝(しほうはい)
意味:年の初めに天皇が天地四方および山陵を拝して、年災をはらい、幸福無事を祈る儀式。(出典:世界大百科事典 第2版)

紀元節(きげんせつ)
意味:明治5年(1872)、日本書紀の伝える神武天皇即位の日に基づいて制定された祝日で、2月11日。昭和23年(1948)廃止されたが、昭和41年(1966)から「建国記念の日」として復活し、国民の祝日となった(出典:デジタル大辞泉)

明治節(めいじせつ)
意味:昭和前期の祝日。明治天皇の遺徳をしのび、明治時代を追慕する目的で制定された。明治天皇の誕生日である11月3日があてられた。(出典:日本大百科全書(ニッポニカ))

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