広大無辺
「広大無辺な空間」などのように使う「広大無辺」という言葉。
「広大無辺」は、音読みで「こうだいむへん」と読みます。
「広大無辺」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「広大無辺」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
広大無辺の意味
「広大無辺」には次の意味があります。
・ 果てしなく広くて大きいこと。(出典:デジタル大辞泉)
「広大無辺の空間」であれば、「果てが見えないほど広くて大きい空間」という意味になります。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・魂は、電気的信号へと翻訳され、広大無辺なネットワークへと飛び出す。
(出典:九里史生『SAO-Web-0408-エピローグ』)
・人間は本来生れながらにして広大無辺な能力を持っているのではなかろうか。
(出典:横尾忠則『なぜぼくはここにいるのか』)
・小さな俺にとって、お屋敷は広大無辺な世界そのものだったのだ。
(出典:FlyingShine『CROSS†CHANNEL-†3 3,「たった一つのもの(大切な人)」』)
・神様の仕事の広大無辺な事はとても人間の智慧なぞの及ぶところではない。
(出典:ファーブル・ジャン・アンリ『科学の不思議』)
・「だって、宇宙は広大無辺なのですから」と、右京は平然としていった。
(出典:筒井康隆『『筒井康隆100円文庫全セット』』)
類語
・広大(こうだい)
意味:広く大きいこと。(出典:デジタル大辞泉)
・無限(むげん)
意味:限りのないこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・渺渺(びょうびょう)
意味:広くはてしないさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・無窮(むきゅう)
意味:果てのないこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・無辺際(むへんさい)
意味:広大で果てのないこと。(出典:デジタル大辞泉)