熱血
「熱血教師」などのように使う「熱血」という言葉。
「熱血」は、音読みで「ねっけつ」と読みます。
「熱血」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「熱血」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
熱血の意味
「熱血」には次の意味があります。
・血がわきたつような激しい情熱。熱烈な意気込み。
(出典:デジタル大辞泉)
わかりやすく言うと、「血が熱くなるような感情の高ぶり」を指します。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・その周平のナニワ節的な熱血が、由佳の体にも流れているはずなのだ。
(出典:姉小路祐『動く不動産』)
・そんな僕を見ながら、熱血まり子先生は可愛らしい顔で僕を睨んでいた。
(出典:橋本紡『半分の月がのぼる8』)
・ここで青春しようぜ!と率先して立ち上がってみんなの手を引くほど、俺の中に熱血は残されていなかった。
(出典:入間人間『電波女と青春男 第6巻』)
・やたら熱血したせいか、喉が渇いて 水をがぶ飲みしたのがまずかった。
(出典:きゃんでぃそふと『つよきすACT B』)
・熱血の思いは点火のささやかさで、炎となる直前で竜太自らが消してしまうようなところがある。
(出典:阿久悠『続・瀬戸内少年野球団紅顔期』)
類語
・情熱(じょうねつ)
意味:感情が激しく燃えたつこと。燃えあがるような激しい感情。
(出典:精選版 日本国語大辞典)
・意気込み(いきごみ)
意味:さあやろうと勢いこんだ気持ち。気勢。
(出典:デジタル大辞泉)
・気迫(きはく)
意味:力強く立ち向かってゆく精神力。
(出典:デジタル大辞泉)
・積極性(せっきょくせい)
意味:進んで物事を行おうとする性質。
(出典:デジタル大辞泉)
・熱血漢(ねっけつかん)
意味:感動しやすく熱烈な意気と情熱をもって事に当たる男子。
(出典:デジタル大辞泉)