給湯
「給湯室」などのように使う「給湯」という言葉。
「給湯」は、音読みで「きゅうとう」と読みます。
「給湯」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「給湯」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
給湯の意味
「給湯」には次の意味があります。
・湯を供給すること。(出典:デジタル大辞泉)
お茶やコーヒーなどを淹れるためにお湯を沸かすことを意味します。
職場などにある給湯室はお茶を淹れる場所という意味です。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・取り出しながら急ぎ足で通路奥まで進み、電気が消えたままの給湯室に入った。
(出典:垣根涼介『ヒート アイランド』)
・その時、再び給湯室のドアが開いたから、二人は慌てて口をつぐんだ。
(出典:乃南アサ『ヴァンサンカンまでに』)
・午後のお茶の時間に、給湯室に行くふりをしてリサは岡崎に電話をかけた。
(出典:篠田節子『女たちのジハード』)
・右手の壁にはキャビネットが並び、その向こうには簡単な給湯台が置かれている。
(出典:乾くるみ『Jの神話』)
類語
・給水(きゅうすい)
意味:水、特に飲料水を供給すること。また、その水。(出典:デジタル大辞泉)
・排水(はいすい)
意味:不用な水を排出すること。(出典:デジタル大辞泉)
・給排水(きゅうはいすい)
意味:給水と排水。(出典:デジタル大辞泉)
・供給(きょうきゅう)
意味:必要に応じて、物を与えること。(出典:デジタル大辞泉)
・淹れる(いれる)
意味:湯を差して、茶などを出す。(出典:デジタル大辞泉)