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出没とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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出没

「熊が出没する」などのように使う「出没」という言葉。

「出没」は、音読みで「しゅつぼつ」と読みます。

「出没」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「出没」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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出没の意味

「出没」には次の意味があります。

現れたり隠れたりすること。どこからともなく姿を現しては、またいなくなること。(出典:デジタル大辞泉)

見えたりかくれたりする程度に姿を現すことを「出没」と言います。
「出」は「あらわれる」、「没」は「かくれる」を意味します。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・兄は一人で盗賊の出没している地方に出かけました。
(出典:ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』)

・ところがこの頃から、江戸に不思議な通り魔が出没しはじめたのである。
(出典:五味康祐『刺客(せっかく)』)

・しかしその前から、この近所に出没していなかったという保証もない。
(出典:法月綸太郎『生首に聞いてみろ』)

・民衆はどこにでも出没するティーを恐れ、災厄か悪魔のように見ていた。
(出典:時雨沢恵一『キノの旅 第8巻』)

・それからまもなく、あちこちの町にも出没するようになったのである。
(出典:海野十三『透明人間』)

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類語

散見(さんけん)
意味:あちこちに見えること。ところどころで目に触れること。また、あちこちに散らして見せること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

隠顕(おんけん)
意味:隠れたものと、あらわれたもの。(出典:デジタル大辞泉)

神出鬼没(しんしゅつきぼつ)
意味:鬼神のように自由自在に出没して居所が容易にわからないこと。非常にすばやく現われたり隠れたりすること。また、そのさま。神没。(出典:精選版 日本国語大辞典)

出現(しゅつげん)
意味:現われ出ること。姿を現わすこと。現出。(出典:精選版 日本国語大辞典)

現出(げんしゅつ)
意味:あらわれ出ること。また、あらわし出すこと。出現。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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