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喧噪とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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喧噪

「都会の喧騒を離れる」などのように使う「喧噪」という言葉。

「喧噪」は、音読みで「けんそう」と読みます。

「喧噪」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「喧噪」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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喧噪の意味

「喧噪」には次の意味があります。

物音や人声のうるさく騒がしいこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

「喧」と「噪」は、どちらも「さわがしい」を意味する漢字であり、「喧噪」は同じ意味の漢字を重ねた二字熟語です。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・彼女のほうが私よりもっとその喧噪を耳障りに感じているに違いないと。
(出典:ウルフ/西崎憲編訳『ヴァージニア・ウルフ短篇集』)

・神経の細いグラシュティグがロンドンの喧噪に耐えられるとは思えない。
(出典:縞田理理『霧の日にはラノンが視える1』)

喧噪の中であればあるほど、ふと私は何者だろうかと思うことがある。
(出典:つかこうへい『傷つくことだけ上手になって』)

・普通の話し声が集塊となって檻の中に居るような喧噪に聞えるのである。
(出典:松本清張『黒の回廊』)

・表通りから一歩入っただけで、パリの喧噪を忘れてしまえる地区なのだ。
(出典:藤田宜永『過去を殺せ』)

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類語

けたたましい
意味:人をびっくりさせるくらいにあわただしく、騒々しい。さわがしい。(出典:精選版 日本国語大辞典)

狂騒(きょうそう)
意味:狂ったような騒がしさ。(出典:デジタル大辞泉)

騒がしい(さわがしい)
意味:盛んに声や物音がしてうるさい。そうぞうしい。やかましい。(出典:デジタル大辞泉)

騒音(そうおん)
意味:さわがしい音。耳にうるさく感じる音。八〇ホン以上の大きな音など。また、その人にとって不必要な、障害になるような音。噪音。(出典:精選版 日本国語大辞典)

喧しい(やかましい)
意味:声や物音などが騒がしい。うるさく、不快である。(出典:デジタル大辞泉)

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