歓迎
「来客を歓迎する」などのように使う「歓迎」という言葉。
「歓迎」は、音読みで「かんげい」と読みます。
「歓迎」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「歓迎」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
歓迎の意味
「歓迎」には次の意味があります。
・喜んでむかえること。(出典:デジタル大辞泉)
主に、新しい人を共同体に加入した時に使われることが多いです。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・暗くなってから間もなく彼らは帰ってきて、心から私を歓迎してくれた。
(出典:ポー・エドガー・アラン『黄金虫』)
・遠征隊が帰ってきたからといって熱狂的な歓迎があるわけではなかった。
(出典:バローズ『火星のプリンセス』)
・船を見物するためでもあり、上陸する人たちを歓迎するためでもあった。
(出典:セルバンテス/荻内勝之訳『ペルシーレス(下)』)
・もしきみがぼくの国へ来るようなことがあれば、きみは歓迎されるだろう。
(出典:E・R・バローズ『創元版/ペルシダー・シリーズ(全7巻) 5 石器の世界ペルシダー』)
・彼もまた、お前さんたち同様に、おれを歓迎してくれるだろう、と思う。
(出典:ドイル/鈴木幸夫訳『コナン・ドイル-ホームズの回想』)
類語
・迎賓(げいひん)
意味:客を迎えること。特に、国賓などをもてなすこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・優遇(ゆうぐう)
意味:手厚くもてなすこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・接待(せったい)
意味:客をもてなすこと。(出典:デジタル大辞泉)
・優待(ゆうたい)
意味:特別に有利に扱うこと。(出典: デジタル大辞泉 )
・厚遇(こうぐう)
意味:行き届いたもてなしをすること。(出典: 精選版 日本国語大辞典 )