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躍起とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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躍起

「批判を抑えようと躍起になる」などのように使う「躍起」という言葉。

「躍起」は、音読みで「やっき」と読みます。

「躍起」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「躍起」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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躍起の意味

「躍起」には次の意味があります。

あせってむきになること。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

「躍起」をわかりやすくいうと、急いで対応しようと冷静さをなくして感情的になること、という意味になります。
あせりから、些細なことで本気になったりイライラしたりする様子をあらわすこともある言葉です。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・みんな私をどうにか学園に馴染ませようと躍起になっているみたいなんだなぁ。
(出典:今野緒雪『マリア様がみてる 10 レイニーブルー』)

・私はその後も躍起になって箱を開けてみようと試みましたが、やはりどうやっても開きません。
(出典:原田宗典『旅の短篇集 秋冬』)

・一人でも生きていれば、姉は瀬戸内に連れ戻すべく、躍起になるはずだ。
(出典:和田竜『村上海賊の娘 上巻』)

・ぼくは健吾の残したメモに躍起になって、視線をずっと下に落としてた。
(出典:米澤穂信『小市民シリーズ2 夏期限定トロピカルパフェ事件』)

・自分の家を見付けようと躍起になったけれど発見できなかったぐらいだったっけ。
(出典:奈須きのこ『空の境界 (上)』)

類語

懸命けんめい
意味:命がけのような勢いで物事をすること。必死にがんばるさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)

必死ひっし
意味:死を覚悟して全力を尽くすこと。また、そのさま。死にもの狂い。決死。(出典:精選版 日本国語大辞典)

命懸けいのちがけ
意味:死ぬ覚悟で物事をすること。また、そのさま。決死。(出典:デジタル大辞泉)

捨て身すてみ
意味:命を捨てる覚悟で、事に当たること。(出典:デジタル大辞泉)

死に物狂いしにものぐるい
意味:死ぬことも恐れないでがんばること。(出典:デジタル大辞泉)

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