ポエム
「ポエムを贈る」などのように使う「ポエム」という言葉。
英語では「poem」と表記します。
「ポエム」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「ポエム」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
ポエムの意味
「ポエム」には次の意味があります。
・詩。詩文。韻文。(出典:精選版 日本国語大辞典)
わかりやすく言えば「詩」や「詩的な文章」のことです。
詩的だが、中身のない文章や発言を揶揄して「ポエム」ということもあります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・机の引き出しに妄想的なポエムが書かれたノートを隠しておく。
(出典:松野秋鳴『えむえむっ! 第2巻』)
・こうなると調子に乗って、さらにポエムでも書いてごまかしたくなります。
(出典:秋田禎信『エンジェル・ハウリング 第4巻』)
・頭の悪い中学生が書いたポエムを読まされているみたいで笑っちゃうよ。
(出典:野村美月『文学少女シリーズ(全16巻) 2 “文学少女”と飢え渇く幽霊』)
・詩っていったら、おまえ、ポエムだぞ。
(出典:野村美月『文学少女シリーズ(全16巻) 11 “文学少女”と恋する挿話集2』)
・美貌というよりも、からだ全身から出てくる詩のにおい、詩、ポエムなんですね。
(出典:淀川長治『私の映画教室』)
類語
・詩歌(しか)
意味:詩・和歌・俳句など韻文の総称。(出典:デジタル大辞泉)
・賦詠(ふえい)
意味:詩歌を作ること。また、その詩歌。(出典:デジタル大辞泉)
・篇什(へんじゅう)
意味:詩を集めたもの。詩編。(出典:デジタル大辞泉)
・ポエジー
意味:詩のもっている情趣。また、詩的な世界。詩情。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・ポエトリー
意味:詩。詩情。詩趣。(出典:デジタル大辞泉)