結合
「パーツを結合する」などのように使う「結合」という言葉。
「結合」は、音読みで「けつごう」と読みます。
「結合」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「結合」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
結合の意味
「結合」には次の意味があります。
・二つ以上のものが結びついて一つになること。また、結び合わせて一つにすること。(出典:デジタル大辞泉)
「結合」は、物理的な結びつきだけでなく、精神的な結びつきなども意味します。
また、男女の性的な結びつきを指すことも多いです。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・結婚して七年にもなるのに、彼らの結合は何からも乱されはしなかった。
(出典:ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』)
・単純な感覚が記憶や連想によって結合されて経験になる。
(出典:ジョン・ヴァーリイ『バービーはなぜ殺される』)
・わたしたちには性がないから結合の喜びもない、とでも思ってたの?
(出典:戸坂潤『現代唯物論講話』)
・彼はそこで、詩と音楽との結合という危険な問題にぶつかった。
(出典:ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』)
・広間の床と壁を構成するブロックの結合が、解けてしまったのである。
(出典:伊達将範『DADDYFACE 世界樹の舟』)
類語
・混合(こんごう)
意味:異なった性質のものがまじり合うこと。(出典:デジタル大辞泉)
・調合(ちょうごう)
意味:2種またはそれ以上のものを混ぜ合わせること。(出典:デジタル大辞泉)
・連結(れんけつ)
意味:ひと続きになるようにつなぎ合わせること。(出典:デジタル大辞泉)
・融合(ゆうごう)
意味:とけあうこと。とけあって一つのものになること。(出典:デジタル大辞泉)
・合体(がったい)
意味:二つ以上のものがまとまって一つになること。(出典:デジタル大辞泉)