取るに足りない
「取るに足りない出来事」などのように使う「取るに足りない」という言葉。
「取るに足りない」は、訓読みで「とるにたりない」と読みます。
「取るに足りない」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「取るに足りない」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
取るに足りないの意味
「取るに足りない」には次の意味があります。
・問題として取り上げる価値もない。ささいなことである。(出典:デジタル大辞泉)
取るほどの必要がない、”必要とされる価値までに足りない”ことを「取るに足りない」と言います。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・取るに足りないことと決めつけて、見ないふりをしていた私の落ち度だ。
・そんな馬鹿げた話、取るに足りない小事にいつまでも構っている暇はない。
・取るに足りないなんて言って大人げない…結局気になって様子を窺うなら、最初からそう言えばいいのに。
類語
・他愛無い(たわいない)
意味:手ごたえや張り合いがない。(出典:デジタル大辞泉)
・つまらない
意味:とりあげる価値がない。大したものではない。(出典:デジタル大辞泉)
・益体もない(やくたいもない)
意味:役に立たない。無益だ。(出典:デジタル大辞泉)
・小事(しょうじ)
意味:取るにたりない事柄。ささいな事柄。(出典:デジタル大辞泉)
・些細(ささい)
意味:あまり重要ではないさま。(出典:デジタル大辞泉)