魔法
「魔法少女」などのように使う「魔法」という言葉。
「魔法」は、音読みで「まほう」と読みます。
「魔法」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「魔法」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
魔法の意味
「魔法」には次の意味があります。
・人間の力ではなしえない不思議なことを行う術。魔術。妖術。(出典:デジタル大辞泉)
現実ではありえない現象、不思議な現象を起こすことを言います。よく映画や小説の世界でこの言葉が使われます。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・パラークシの彼女の魔法の町で冬のあいだ彼女は何をしていたのだろう。
(出典:コニイ『ハローサマー、グッドバイ』)
・また桜ではないが、魔法の森もそういった危険な植物でいっぱいなのだ。
(出典:ZUN『東方香霖堂 ~Guriosities of Lotus Asia』)
・今までおれたちに魔法がかけられる魔法使いなど、ひとりもいなかった。
(出典:アリグザンダー『(プリデイン物語4)旅人タラン』)
・彼らはまた魔法をすら信じ、これに隠微いんび学という仰々しい名前を与えた。
(出典:カザノヴァ/田辺貞之助訳『カザノヴァ回想録 第一巻』)
・わしの魔法を持ってしてさえ、かれのいっていることは理解できん。
(出典:ゴードン・R・ディクスン『ドラゴンの騎士〔上〕』)
類語
・魔術(まじゅつ)
意味:人の心を惑わす不思議な術。魔法。(出典:デジタル大辞泉)
・妖術(ようじゅつ)
意味:人をまどわすあやしい術。奇怪なわざを見せる術。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・異術(いじゅつ)
意味:すぐれたわざ。不思議な術。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・呪術(じゅじゅつ)
意味:神や精霊などの超自然的力や神秘的な力に働きかけ、種々の願望をかなえようとする行為、および信念。(出典:デジタル大辞泉)
・錬金術(れんきんじゅつ)
意味:卑金属を貴金属の金に変えようとする化学技術。さらに不老不死の仙薬を得ることができるとされ、呪術(じゅじゅつ)的性格をもった。(出典:デジタル大辞泉)