マグカップ
「マグカップにコーヒーを注ぐ」などのように使う「マグカップ」という言葉。
英語では「mug」と表記します。
「マグカップ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「マグカップ」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
マグカップの意味
「マグカップ」には次の意味があります。
・取っ手の付いた円筒形の茶碗。(出典:精選版 日本国語大辞典)
マグカップは和製英語です。
取っ手の付いた円筒形のカップのことを、英語では「mug」と言います。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・佐貫もそれにつられたようにマグカップを口に運んで、再び話を続けた。
(出典:三上延『シャドウテイカー5 ドッグヘッド(完)』)
・「これ、飲んでください」彼女はマグカップを男の顔の前に差し出した。
(出典:東野圭吾『白夜行』)
・決しておそろいのスリッパやマグカップを買いに行ったりしてはいけない。
(出典:梅田みか『愛人の掟2』)
・両手でマグカップをくるむようにして持つと、中味の熱さが伝わってくる。
(出典:吉村達也『スイッチ』)
・ハグリッドは、大きなマグカップが二つ置かれたテーブルの前に座っていた。
(出典:ローリング『ハリー・ポッターシリーズ 4 ハリー・ポッターと炎のゴブレット(下)』)
類語
・コーヒーカップ
意味:コーヒー茶碗。一般に、ティーカップよりも口径が小さく、背が高い。(出典:デジタル大辞泉)
・茶碗(ちゃわん)
意味:茶を喫するための陶磁器の碗。(出典:日本大百科全書(ニッポニカ))
・ビヤマグ
意味:ビールを飲むときに用いる取っ手の付いた陶器または金属のジョッキ。(出典:デジタル大辞泉)
・茶器(ちゃき)
意味:茶の道具。広義には、茶道具全般をさす。狭義には、薄茶用の容器。薄茶器。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・コップ
意味:ガラス製などの水のみ。(出典:精選版 日本国語大辞典)