工程
「加工の工程」などのように使う「工程」という言葉。
「工程」は、音読みで「こうてい」と読みます。
「工程」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「工程」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
工程の意味
「工程」には次の意味があります。
・仕事や作業を進めていく順序・段階。また、その進みぐあい。(出典:デジタル大辞泉)
子供の頃に見たプラモデルの作り方が載った説明書などにも工程が描かれてます。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・生の材料から始まり、さまざまな工程を通り、さまざまな人の手を経る。
(出典:養老孟司『ヒトの見方』)
・その工程のあいだラインが停止しているのは四十五秒間だったからだ。
(出典:海老沢泰久『帰郷』)
・あとの製作工程はすべて、誕生した機械に着物を着せかけたようなものである。
(出典:新田次郎『孤高の人』)
・高校最初の定期試験の課題になったのは十工程の単純な術式だった。
(出典:佐島勤『魔法科高校の劣等生 4 九校戦編 <下>』)
・誰かが原稿を書いて最終的に本になるまでの間には、編集の工程がある。
(出典:富田倫生『青空のリスタート』)
類語
・序次(じょじ)
意味:物事の順序。
(出典:デジタル大辞泉)
・道筋(みちすじ)
意味:思考・判断などの展開の順序。
(出典:デジタル大辞泉)
・段取り(だんどり)
意味:物事を行う順序や手順。
(出典:デジタル大辞泉)
・ロードマップ(ろーどまっぷ)
意味:製品開発・発売などの予定表。
(出典:精選版 日本国語大辞典)
・手順(てじゅん)
意味:事をする順序。
(出典:精選版 日本国語大辞典)