交友
「意外な交友関係」などのように使う「交友」という言葉。
「交友」は、音読みで「こうゆう」と読みます。
「交友」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「交友」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
交友の意味
「交友」には次の意味があります。
・友と交わること。友だちづきあいをすること。また、その友だち。(出典:精選版 日本国語大辞典)
「交友」をわかりやすく言うと、友人のことや、友人として交流があることをあらわす言葉です。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・しかし、交友のあるなしなど、解説とは関係のないことだともいえる。
(出典:星新一『きまぐれフレンドシップ PART2』)
・しかしそれは些細なことにすぎず、わたしは彼との交友を大いに楽しんだ。
(出典:ヘミングウェー/永井淳訳『危険な夏』)
・きみこそ、前に会ってから今日まで、どういう交友をしてきたんだ。
(出典:西尾維新『物語シリーズ 14 暦物語』)
・男女の間の、信頼と親愛だけの交友は、僕たちにでなければわからない。
(出典:太宰治『パンドラの匣』)
・もっとも妹の交友範囲を知ることが、僕からしたら初めてだったのだが
(出典:西尾維新『りぽぐら!』)
類語
・親交(しんこう)
意味:親しく交わること。また、親密な交際。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・慇懃(いんぎん)
意味:非常に親しく交わること。(出典:デジタル大辞泉)
・僚(りょう)
意味:同じ仕事や役目を持つ仲間。(出典:デジタル大辞泉)
・連れ(つれ)
意味:一緒に伴って行くこと。一緒に行動すること。また、その人。同伴者。(出典:デジタル大辞泉)
・仲間(なかま)
意味:一緒に物事をする間柄。また、その人。(出典:デジタル大辞泉)