花火
「花火を打ち上げる」などのように使う「花火」という言葉。
「花火」は「はなび」と読みます。
「花火」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「花火」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
花火の意味
「花火」には次の意味があります。
・火を扱う技術を一般に火術というが、そのなかでも芸術的な分野をなすものを花火という。(出典:日本大百科全書)
「花火」はもともと「慰霊」や「疫病退散」を目的に行われたとされています。
現在では、エンターテイメントとしての要素が強いです。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・そして祭りと花火というのはその切っ掛けとしては 充分過ぎたわけで。
(出典:きゃんでぃそふと『つよきすACT B』)
・実家からあまり遠くない河で、日本で一番大きな花火が見られるからと。
(出典:山本文緒『群青の夜の羽毛布』)
・そういった訳で、花火の開始を前に二人して屋敷に戻る事になったのだ。
(出典:奈須きのこ『歌月十夜-15 夏祭り4』)
・わたしと遊んだ日々や一緒に見た花火を思い出しているのだろうか。
(出典:乙一『夏と花火と私の死体』)
・だって恋愛っていうのは花火みたいなものだけど、結婚はそうじゃない。
(出典:森瑤子『非常識の美学』)
類語
・打ち上げ花火(うちあげはなび)
意味:筒で打ち上げて上空で開かせる花火。(出典:デジタル大辞泉)
・仕掛花火(しかけはなび)
意味:地上に仕掛けを作って、種々の形や文字が現れるようにした花火。(出典:デジタル大辞泉)
・玩具花火(おもちゃはなび)
意味:家庭で子供たちが遊ぶような、手軽で小さな花火(出典:デジタル大辞泉)
・線香花火(せんこうはなび)
意味:こよりに火薬をひねり込んだ花火。火をつけると松葉のような形の閃光を出す。手花火。花火線香。(出典:デジタル大辞泉)
・鼠花火(ねずみはなび)
意味:小さな花火の一。火薬を詰めた細い紙の管を小さい輪にしたもの。火を付けるとネズミのように地面を走り回り、破裂する。ねずみ火。(出典:デジタル大辞泉)