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テンションとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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テンション

「テンションが上がる」などのように使う「テンション」という言葉。

「テンション」は、英語で「tension」と表記します。

「テンション」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「テンション」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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テンションの意味

「テンション」には次の三つの意味があります。

1 精神的な緊張や不安。
2 俗に、気分や気持ちのこと。
3 張り。 (出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

テンションの意味①「精神的な緊張や不安。」

「テンション」の一つ目の意味は「精神的な緊張や不安。」です。

一般的に意味②の「気分や気持ち」の意味で使用されることが多いですが、本来の意味は「精神的な緊張」です。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・大きなプレゼンテーションの前はテンションが高まります。

類語

ストレス
意味:寒冷・外傷・精神的ショックなどによって起こる精神的緊張や生体内の非特異的な防衛反応。(出典:デジタル大辞泉)

緊張(きんちょう)
意味: 心やからだが引き締まること。慣れない物事などに直面して、心が張りつめてからだがかたくなること。(出典:デジタル大辞泉)

テンションの意味②「俗に、気分や気持ちのこと。」

「テンション」の二つ目の意味は「俗に、気分や気持ちのこと。」です。

意味①が誤用されてできた意味で、一般的に使用される場合の意味となります。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・なんだか知らないがテンションの高い中年女が突進してくるではないか。
(出典:池上永一『シャングリ・ラ 下』)

・とは言え、僕まで一緒になってテンションを上げるわけにもいくまい。 
(出典:西尾維新『偽物語(下)』)

・だが、あのハイテンション連中に 負けない事を言わなければいけない。
(出典:奈須きのこ『歌月十夜 28 白い悪魔』)

類語

感情(かんじょう)
意味:物事に感じて起こる気持ち。外界の刺激の感覚や観念によって引き起こされる、ある対象に対する態度や価値づけ。快・不快、好き・嫌い、恐怖、怒りなど。(出典:デジタル大辞泉)

ボルテージ
意味:熱気。内にこもる力。(出典:デジタル大辞泉)

テンションの意味③「張り。」

「テンション」の三つ目の意味は「張り。」です。

わかりやすく言うと「物理的に伸ばし、張っている状態」という意味です。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・テントを張るためのロープにテンションをかけました。

類語

張力(ちょうりょく)
意味:物体内の任意の断面に、垂直に、面を互いに引っ張るように働く応力。(出典:デジタル大辞泉)

伸長力(しんちょうりょく)
意味:物や勢力などが伸びて広がること。また、伸ばし広げること。(出典:デジタル大辞泉)

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