僧侶
「立派な僧侶」などのように使う「僧侶」という言葉。
「僧侶」は、音読みで「そうりょ」と読みます。
「僧侶」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「僧侶」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
僧侶の意味
「僧侶」には次の意味があります。
・出家して仏道を修行する人。また、その集団。僧徒。僧。(出典:デジタル大辞泉)
「僧侶」をわかりやすく言うと「お寺のお坊さん」という意味になります。
ただし「キリスト教の聖職者」を意味することもあります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・男も女も老人も子供も僧侶までもが武器を取って戦いました。
(出典:アレクサンドル・デュマ/乾野実歩訳『リシャール大尉』)
・この人は何等かの理由で他の僧侶達と一緒にならず、只祈りをいい続けた。
(出典:モース・エドワード・シルヴェスター『日本その日その日』)
・見ると、カソリックの若い僧侶が椅子にかけて聖書を一心に読み初めた。
(出典:横光利一『旅愁』)
・そしてふたりが大神殿の内部へ進んで行くと、僧侶は列の次の者のほうを向いた。
(出典:バローズ/小西宏訳『火星の交換頭脳』)
・「寺の僧侶だから自分は悟っているのだ」というような生悟りの気持ちを持っていました。
(出典:大川隆法『悟りの挑戦』上巻)
類語
・住職(じゅうしょく)
意味:寺の長である僧。(出典:デジタル大辞泉)
・神父(しんぷ)
意味:カトリック教会で、司祭などに対して用いる尊称。(出典:デジタル大辞泉)
・和尚(おしょう)
意味:天台宗などで、戒を授ける僧。また、高僧の敬称。(出典:デジタル大辞泉)
・聖職者(せいしょくしゃ)
意味:宗教上の聖職に就いている者。僧侶・神職・神父・牧師など。(出典:デジタル大辞泉)
・祭司(さいし)
意味:祭儀を執り行う者。(出典:デジタル大辞泉)