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著しいとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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著しい

「著しい効果がある」などのように使う「著しい」という言葉。

「著しい」は、訓読みで「いちじるしい」と読みます。

「著しい」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「著しい」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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著しいの意味

「著しい」には次の意味があります。

程度が際立っていて目立つさま。はっきりとわかるさま。めざましい。明らかだ。(出典:大辞林 第三版)

「凄い、大いに」という意味で使う場合と、「はっきりとした」という意味で使う場合とがあります。
良い場面でも良くない場面でも使います。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・赤子から幼児、少年へと数えるほどの日々に、著しい成長を遂げてきた。
(出典:千葉暁『アルス・マグナ4 大いなる秘法 邪教の都』)

・こんな話をしている時に、船が大きな音を立てて著しく揺れました。
(出典:中里介山『大菩薩峠』)

・父の性格でもう一つの著しい特徴は、非常に想像力が豊富であったという点です。
(出典:湯川秀樹『創造的人間』)

・またこの税のために人心の荒廃が著しいと申す者がいるのは承知であろう。
(出典:藤沢周平『漆(うるし)の実のみのる国(上)』)

・この事実は忠良なケント伯爵のばあいに、もっとも著しく現われていました。
(出典:ラム/松本恵子訳『シェイクスピア物語』)

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類語

大いに(おおいに)
意味:程度がはなはだしいさま。非常に。はなはだ。 (出典:大辞林 第三版)

凄い(すごい)
意味:びっくりするほど程度がはなはだしい。並外れている。大層な。(出典:デジタル大辞泉)

頗る(すこぶる)
意味:普通の程度をたいそう超えているさま。非常に。たいへん。 (出典:大辞林 第三版)

顕著(けんちょ)
意味:際立って目につくさま。だれの目にも明らかなほどはっきりあらわれているさま。(出典:デジタル大辞泉)

際立つ(きわだつ)
意味:周囲のものとはっきりした違いがあって、ひときわ目立つ。よい意味に使われる場合が多い。(出典:デジタル大辞泉)

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