外向的
「外向的な性格」などのように使う「外向的」という言葉。
「外向的」は、音読みで「がいこうてき」と読みます。
「外向的」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「外向的」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
外向的の意味
「外向的」には次の意味があります。
・興味や関心が外部の物事に向かうさま。(出典:デジタル大辞泉)
「外向的」をわかりやすく言うと、「他人や外の世界に対して積極的な様子」という意味です。
反対語は「内向的(ないこうてき)」です。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・性格的には兄が外向的で野心が強く、私は内向的で、あまり事業なんてものには興味がない。
(出典:赤川次郎『幽霊候補生』)
・暖かい部分は、あなたの外向的な性格のあらわれです。
(出典:パトリシア・コーンウェル『証拠死体』)
・彼女の性格は、外向的で、明るく、誰にも好かれるということで、友人が、沢山います。
(出典:西村京太郎『特急ゆふいんの森殺人事件』)
・心理形態学的には、外向的で、調和的ということになる。
(出典:安部公房『他人の顔』)
・こういう活動的な外向的な人は、ぐずぐずとはっきりしない子供とは、気があわないのだ。
(出典:宮部みゆき『模倣犯-上』)
類語
・根明(ねあか)
意味:ねっから性格が明るいこと。また、そのさまや、そういう人。(出典:デジタル大辞泉)
・陽気(ようき)
意味:気分。雰囲気などがはればれしていること。にぎやかで明るいこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・剽軽(ひょうきん)
意味:気軽でおどけた感じのすること。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・明朗(めいろう)
意味:こだわりがなく、明るくほがらかなこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・快活(かいかつ)
意味:気持ちや性質が明るく元気のよいさま。(出典:デジタル大辞泉)