ブラックジャック
「ブラックジャックで勝つ」などのように使う「ブラックジャック」という言葉。
英語では「Blackjack」と表記します。
「ブラックジャック」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「ブラックジャック」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
ブラックジャックの意味
「ブラックジャック」には次の意味があります。
・トランプゲームの一種。手札の合計点数を競う。合計点数が二一(ブラックジャック)か、二一に最も近い人の勝ちとなる。(出典:精選版 日本国語大辞典)
カジノでも行われることの多い、ギャンブル性のあるトランプ遊び一つです。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・老人の眼は、宮田杉作がブラックジャックの台から離れるのを捉えている。
(出典:小林信彦『紳士同盟ふたたび』)
・多くはないが、そのうち四人がナイフやブラックジャックを取り出した。
(出典:河出智紀『まずは一報ポプラパレスより 1』)
・私はブラックジャックの卓が並んでいるところをひと廻りして眺めてみた。
(出典:阿佐田哲也『新麻雀放浪記』)
・君は例のブラックジャックを身につけていた。
(出典:ガードナー/中田耕治訳『幸運の脚』)
・おれはルーレットやブラックジャックの卓を行ったり来たりした。
(出典:馳星周『夜光虫』)
類語
・ツーテンジャック
意味:トランプ‐ゲームの一種。点数をつけられたカードを集め、その大小を競う。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・ダウト
意味:トランプゲームの一。各自が手持ちのカードを裏返しのまま番号順に出し合い、相手に不審のあるときは「ダウト」と声をかけて札を改める。それが偽札ならば出した人が、正しい番号順ならばダウトをかけた人が場札を全部引きとる。早く手札をなくせば勝ち。 (出典:デジタル大辞泉)
・ナポレオン
意味:トランプゲームの一種。ナポレオン軍と連合軍が、とった絵札の数を競うもの。前者が宣言した枚数以上とれば勝ち、とれない時は後者の勝ちとなる。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・セブンブリッジ
意味:トランプゲームの一つ。早く手札がなくなることを競うもの。手札の中から、数が七のもの、同じ数が三枚以上揃ったもの、または、同じ印で三枚以上数が連続したものを場に表向きに出すことができ、相手はそれに手札を付けて減らすこともできる。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・バカラ
意味:トランプゲームの一種。配られた二枚、または、三枚の手札の、合計点数の下一桁の大小を競う、賭博的色彩の強いゲーム。(出典:精選版 日本国語大辞典)