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動向とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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動向

「景気の動向を探る」などのように使う「動向」という言葉。

「動向」は、音読みで「どうこう」と読みます。

「動向」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「動向」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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動向の意味

「動向」には次の意味があります。

・個人・社会などが、現在および将来において、動いていく方向や傾向。
(出典:デジタル大辞泉)

「動向」とは「人やモノ自体の動き」のほか、「事態の成り行きや社会や経済などの傾向、動き」などを指す言葉です。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・爆撃機のその後の動向に関する連絡らしかったが、僕は興味がなかった。
(出典:森博嗣『スカイ・クロラ』)

・吉宗のお庭方は尾州家の動向をさぐるためのものだったかも知れません。
(出典:海音寺潮五郎『史談と史論(上)』)

・疑問は尽きないものの、いま問題にすべきはそれらの動向ではなかった。
(出典:福井晴敏『機動戦士ガンダムUC 10 虹の彼方に(下)』)

・原因は世界の景気動向に大きな影響力をもつアメリカ経済の沈滞である。
(出典:中川靖造『創造の人生 井深大』)

・現代の反進歩的な文化動向は今に必ずここに陥ち込むと信じられるからだ。
(出典:戸坂潤『再び科学的精神について』)

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類語

・トレンド(とれんど)
意味:傾向。趨勢(すうせい)。ファッションの流行や経済変動の動向など。(出典:デジタル大辞泉)

・流れ(ながれ)
意味:時間の経過や物事の移り変わり。(出典:デジタル大辞泉)

・風潮(ふうちょう、かざしお)
意味:時代の推移に伴って変わる世の中のありさま。(出典:デジタル大辞泉)

・趨向(すうこう)
意味:事がある方向・状態に向かうこと。また、その方向。(出典:デジタル大辞泉)

・傾向(けいこう)
意味:物事の大勢や態度が特定の方向にかたむくこと、または、かたむきがちであること。(出典:デジタル大辞泉)

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