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鼓動とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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鼓動

「心臓が激しく鼓動する」などのように使う「鼓動」という言葉。

「鼓動」は、音読みで「こどう」と読みます。

「鼓動」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「鼓動」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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鼓動の意味

「鼓動」には次の二つの意味があります。

1 心臓が血液を送り出すために規則的に収縮・拡大すること。
2 気持ちや物などが震え動くこと。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

鼓動の意味①「心臓が血液を送り出すために規則的に収縮・拡大すること。」

「鼓動」の一つ目の意味は「心臓が血液を送り出すために規則的に収縮・拡大すること。」です。

この意味の「鼓動」は、心臓が血液を送り出すために規則的に収縮・拡大する「音」そのものも指しています。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・見ているものは熱い呼吸を感じ心臓の鼓動を聞くことができるのである。
(出典:寺田寅彦『生ける人形』)

・詩織の心臓は、これまで経験したことのないスピードで鼓動しはじめた。
(出典:内田康夫『浅見光彦殺人事件』)

・私はその時間と彼の心臓の鼓動とから何かを発見しようと努力した。
(出典:豊島与志雄『蠱惑』)

・物音一つしなくて、自分の心臓の鼓動が、このあたりで唯一の音だった。
(出典:奈須きのこ『月姫 遠い葦切(秋葉・ノーマルエンド)』)

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類語

脈拍(みゃくはく)
意味:心臓が規則的に収縮して血液が押し出されるたびに動脈に伝わる周期的な運動。(出典:デジタル大辞泉)

心拍(しんぱく)
意味:心臓の拍動。(出典:デジタル大辞泉)

心音(しんね)
意味:心臓の収縮・拡張の際に発する音。(出典:百科事典マイペディア)

ビート
意味:音楽で、拍子の一打ち。(出典:デジタル大辞泉)

鼓動の意味②「気持ちや物などが震え動くこと。」

「鼓動」の二つ目の意味は「気持ちや物などが震え動くこと。」です。

「感情などがたかぶり震えること」を指します。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・といっても、彼女だって、女たちにおとらず胸の鼓動は激しく打っていたに違いないのだ。
(出典:アン・マキャフリイ『パーンの竜騎士シリーズ(全16巻) 1 竜の戦士』)

・それは、大きな星のまたたきと鼓動を合わせているようだった。
(出典:ウェルズ/赤坂長義訳『月世界最初の人間』)

・そう秀吉はいまなお少年の日に、胸ふくらませた鼓動を思う。
(出典:吉川英治『新書太閤記』)

・蠢動は鼓動に変わり、がふり、と吐き出す泥の量は増え続けている。
(出典:奈須きのこ『Fate/stay night 凛 Unlimited Blade Works TrueEnd -Brilliant Years』)

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類語

脈打つ(みゃくうつ)
意味:内部で力強く活動を続ける。(出典:デジタル大辞泉)

・胸を打つ(むねをうつ)
意味:強く感動させる。心を打つ。(出典:デジタル大辞泉)

・心を打つ(こころをうつ)
意味:強く感動させる。(出典:デジタル大辞泉)

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