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鯖を読むとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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鯖を読む

「少しだけ鯖を読む」などのように使う「鯖を読む」という言葉。

「鯖を読む」は、訓読みで「さばをよむ」と読みます。

「鯖を読む」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「鯖を読む」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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鯖を読むの意味

「鯖を読む」には次の意味があります。

実際より多く言ったり少なく言ったりして数をごまかす。(出典:デジタル大辞泉)

「読む」は「数える」という意味です。
魚の鯖は傷みやすく魚市場では急いで数えなければならなかったところから、自分の都合のいいように数や量をごまかすことのたとえとなりました。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・実際は三十五歳ぐらいと思ったのであるが、サバを読んだのである。
(出典:豊田穣『南十字星の戦場』)

・締め切りは初めからサバを読んでいるので、三日ほどの遅刻は苦にならない。
(出典:樹生かなめ『~ラベンダー書院物語~ その男、発情中につき』)

・すこしさばを読んだ時間も、二人の時はいつも駈け足ですぎて行き、やがて四時だ。
(出典:森田誠吾『魚河岸ものがたり』)

・ バストとヒップは実際の数字だったが、ついウエストだけ二センチさばを読んでしまう。
(出典:石田衣良『下北サンデーズ』)

・ぬけぬけとごまかして、二、三時間さばを読んでおいたんだ。
(出典:メーリケ/浜川祥枝訳『旅の日のモーツァルト』)

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類語

誤魔化す(ごまかす)
意味:本心を見やぶられないように、話をそらしたり、でまかせを言ったりして、その場やうわべをとりつくろう。(出典:デジタル大辞泉)

目を晦ます(めをくらます)
意味:人の目をごまかす。見えないようにする。(出典:デジタル大辞泉)

詐称(さしょう)
意味:氏名・住所・職業などをいつわっていうこと。(出典:デジタル大辞泉)

カモフラージュ
意味:様子を変えて、本当の姿、心情を悟られないようにすること。人目をごまかすこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

いかさま
意味:いかにも本当らしく見せかけること。また、そのさまや、そのもの。いんちき。(出典:デジタル大辞泉)

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