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風呂敷とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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風呂敷

「風呂敷を広げる」などのように使う「風呂敷」という言葉。

「風呂敷」は「ふろしき」と読みます。

「風呂敷」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「風呂敷」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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風呂敷の意味

「風呂敷」には次の意味があります。

・物を包むのに用いる正方形の布。
(出典:デジタル大辞泉)

元々は室町時代末期の大名が風呂に入る際、脱衣した服を包んだ説が有力で、そこから江戸時代になり銭湯の普及とともに庶民にも普及したと考えられています。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・わたしは金太郎の人形と飾り馬との二箱を風呂敷につつんで抱えていた。
(出典:岡本綺堂『綺堂むかし語り』)

・竹の柱に風呂敷ほどな布ぬの一枚の囲かこいでは、寒さを防ぐ足しにもならない。
(出典:吉川英治『江戸三国志』)

風呂敷を解くと、中から出たものは、さのみ意外なものではありません。
(出典:中里介山『大菩薩峠』)

・礼は風呂敷を持ったまま列に入って行ったが、どの辺にいるのか暗くて分らない。
(出典:伊藤整『太平洋戦争日記(三)』)

風呂敷をかけた電灯が部屋の隅からぼんやりした光を蚊帳の中へ投げていた。
(出典:佐多稲子『くれない』)

類語

・平包(ひらづつみ)
意味:物を包むのに用いる布。
(出典:精選版 日本国語大辞典)

・袱紗(ふくさ)
意味:儀礼用の方形の絹布。
(出典:デジタル大辞泉)

・バッグ(bag)
意味:物を入れて持ち歩く袋やかばんの総称。
(出典:デジタル大辞泉)

・弁当箱(べんとうばこ)
意味:弁当を入れて持ち運ぶ器。
(出典:デジタル大辞泉)

・風呂敷を広げる(ふろしきをひろげる)
意味:実際よりも大げさに言う。
(出典:デジタル大辞泉)

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