面談
「三者面談」などのように使う「面談」という言葉。
「面談」は、音読みで「めんだん」と読みます。
「面談」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「面談」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
面談の意味
「面談」には次の意味があります。
・面会して直接に話すこと。面話。面議。(出典:精選版 日本国語大辞典)
わかりやすく言うと「直接会って話すこと」という意味です。
「三者面談」で「三人で直接会って話すこと」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・一年後第二回目の面談をして、私は氏を貴重な人だと思うようになった。
(出典:遠藤周作『ぐうたら交友録』)
・ドアを入ってすぐの右手に、弁護依頼人のための面談コーナーが三つ並んでいる。
(出典:勝目梓『私設断頭台』)
・面談形式のカウンセリングは、それらの本を買った読者へのサービスということになっていた。
(出典:宮部みゆき『模倣犯-上』)
・今あたしら、たまたま面談室のところで聞いちゃって超ビビり。
(出典:竹宮ゆゆこ『わたしたちの田村くん 第1巻』)
・その後の個人面談となると、さらに気を遣わなければならなかった。
(出典:唯川恵『不運な女神』)
類語
・会談(かいだん)
意味: 寄り集まって話をすること。面会して話し合うこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・鼎談(ていだん)
意味:三人が向かい合って話をすること。また、その話。(出典:デジタル大辞泉)
・懇談(こんだん)
意味:じっくりと親しく話し合うこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・面接(めんせつ)
意味:向き合って接すること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・雑談(ざつだん)
意味:さまざまな内容のことを気楽に話すこと。また、その話。(出典:デジタル大辞泉)