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励行とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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励行

「挨拶の励行」などのように使う「励行」という言葉。

「励行」は、音読みで「れいこう」と読みます。

「励行」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「励行」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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励行の意味

「励行」には次の意味があります。

決めたこと、決められたことをその通りに実行すること。(出典:デジタル大辞泉)

「励行」とはつまり、「規則や決まり事を従順に行うこと」という意味です。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・私の方は健康だわしの励行が大分によい結果を示しているらしい様子です。
(出典:宮本百合子『獄中への手紙』)

・いそいそとして宗右衛門はそれを励行して五日たち、七日たつて行つた。
(出典:岡本かの子『老主の一時期』)

・決していままでこの家でそんなに時間をきちんと励行するようなことはなかった。
(出典:モーパッサン/杉捷夫訳『ピエールとジャン』)

・陸奥はこの励行案を鎖国論だと言うて攻撃し、これが為めに議会は解散となつた。
(出典:木下尚江『自由の使徒・島田三郎』)

・ですから結婚はともかくとして、お達しの完全な励行が第一ですよ。
(出典:坂口安吾『明治開化 安吾捕物』)

類語

実践(じっせん)
意味:考えを実際に行なうこと。自分で実地に行ない、行為、動作にあらわすこと。実行。(出典:精選版 日本国語大辞典)

躬行(きゅうこう)
意味:みずから実行すること。(出典:デジタル大辞泉)

履行(りこう)
意味:言ったこと、きめたことを実際に行なうこと。実行。(出典:精選版 日本国語大辞典)

断行(だんこう)
意味:困難や反対を押しきって強い態度で実行すること。(出典:デジタル大辞泉)

奮励(ふんれい)
意味:気力をふるい起こして、努め励むこと。(出典:デジタル大辞泉)

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