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面従腹背とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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面従腹背

「面従腹背の態度」などのように使う「面従腹背」という言葉。

「面従腹背」は、音読みで「めんじゅうふくはい」と読みます。

「面従腹背」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「面従腹背」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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面従腹背の意味

「面従腹背」には次の意味があります。

表面では服従するように見せかけて、内心では反抗すること。(出典:デジタル大辞泉)

「面従」は「人の面前では従うこと」、「複」は「心の中」、「背」は「そむくこと」を意味します。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

面従腹背の輩が多いということである。
(出典:冴木忍『カイルロッドの苦難 6 悲しみは黄昏とともに』)

・まことに社内には油断も隙もならない面従腹背の徒、打算の徒輩が多い。
(出典:松本清張 『迷走地図 上』)

・帝国に面従腹背しつつ、彼らに欠けるものをおぎなってくれる勢力を求めているであろう。
(出典:田中芳樹 『銀河英雄伝説 7 怒濤編』)

・役所や市委員会はいまや明らかに面従腹背の姿勢をとる。
(出典:良知力 『向う岸からの世界史 ―一つのの四八年革命史論』)

・日本特有の面従腹背
(出典:星新一 『あれこれ好奇心』)

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類語

腹黒(はらぐろ)
意味:腹黒いこと。また、そのさまやその人。(出典:デジタル大辞泉)

二心(ふたごころ)
意味:味方や主君にそむく心。裏切りの心。(出典:デジタル大辞泉)

腹に一物(はらにいちもつ)
意味:心の中にたくらみがあること。(出典:デジタル大辞泉)

二股膏薬(ふたまたごうやく)
意味:内股にはった膏薬のように、どちら側にもつくこと。定見・節操のないこと。
(出典:デジタル大辞泉)

面従腹誹(めんじゅうふくひ)
意味:表面では従うようにみせかけて、内心では誹ること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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