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青写真とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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青写真

「青写真を作る」などのように使う「青写真」という言葉。

「青写真」は、「青」が訓読み、「写真」が音読みで「あおじゃしん」と読みます。

「青写真」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「青写真」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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青写真の意味

「青写真」には次の二つの意味があります。

1 露光により青色に発色する鉄塩類などを塗った感光紙に、原図をのせて焼き付ける複写技術。
2 おおよその計画。また、未来の構想。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

青写真の意味①「露光により青色に発色する鉄塩類などを塗った感光紙に、原図をのせて焼き付ける複写技術。」

「青写真」の一つ目の意味は「露光により青色に発色する鉄塩類などを塗った感光紙に、原図をのせて焼き付ける複写技術。」です。

建築の図面や印刷物を作成する際に最初に刷られるものや、複写に使われるものです。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・リースはこの原稿で君に、例の青写真を盗んだ犯人を教えようとしたんだ。
(出典:ガードナー/池央耿訳『緋の接吻』)

・ 青写真はまだ事務所のどこかに隠されているはずでございます。
(出典:ガードナー/池央耿訳『緋の接吻』)

・その数値と青写真の上の数値を見比べると、末尾の数字が異なっている。
(出典:楡周平『マリア・プロジェクト』)

・地下は青写真屋のほかにタイプ印刷屋と写植屋が入っている。
(出典:半村良『闇の中の黄金』)

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類語

複写(ふくしゃ)
意味:用紙の間にカーボン紙をはさんで書くなどして、同一書類を2通以上作ること。(出典:デジタル大辞泉)

複製(ふくせい)
意味: もとの物と同じ物を別に作ること。また、そのもの。(出典:デジタル大辞泉)

コピー
意味:写し取ること。複写。模写。(出典:デジタル大辞泉)

転写(てんしゃ)
意味:文章・図面などを写し取ること。また、書き写すこと。(出典:デジタル大辞泉)

青写真の意味②「おおよその計画。また、未来の構想。」

「青写真」の二つ目の意味は「おおよその計画。また、未来の構想。」です。

正式ではない計画、草稿、実現していない設計図を指す言葉です。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・予定の青写真に合わせて、本来の系統発生から外してやっているのです。
(出典:安部公房『第四間氷期』)

・ニューヨーク再開発は公に発表されることなく青写真のまま色褪あせた。
(出典:池上永一『シャングリ・ラ 下』)

・独自の思考回路を使って、今回の事件の青写真を描いているのだろう。
(出典:神永学『心霊探偵八雲 第1巻 赤い瞳は知っている (角川文庫)』)

・すべては保呂草が描いた青写真のとおりにことが運んだ結果である。
(出典:森博嗣『捩れ屋敷の利鈍』)

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類語

雛形(ひながた)
意味:形式・様式を示す見本。特に、書類などの決まった書き方を示すもの。書式。(出典:デジタル大辞泉)

ドラフト
意味:下書き。草稿。(出典:デジタル大辞泉)

デザイン
意味:目的をもって具体的に立案・設計すること。(出典:デジタル大辞泉)

モデル
意味:模範・手本または標準となるもの。また、今後の範とするために試みられたもの。(出典:デジタル大辞泉)

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