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青二才とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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青二才

「大学を卒業したばかりの青二才にすぎない」などのように使う「青二才」という言葉。

「青二才」は、「青」は訓読み、「二才」は音読みで「あおにさい」と読みます。

「青二才」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「青二才」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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青二才の意味

「青二才」には次の意味があります。

年が若く、経験に乏しい人を卑しめていうことば。(出典:精選版 日本国語大辞典)

青二才の「青」は年が若いこと、人柄、技能が未熟であること、「二才」は「新背(にいせ)」が変化した若者を意味する言葉です。

年が若く、未熟なのに発言や態度が生意気だと卑しめて言う時に使われます。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・いつになく私のような青二才をたよりにして、何かと相談をする始末です。
(出典:江戸川乱歩『江戸川乱歩全短編1 本格推理I』)

・苦悩を知らぬ青二才でたのしく一生を送れる方がたしかに幸せですよ。
(出典:坂口安吾『安吾人生案内』)

・老人はせせら笑って、おれを人間を知らぬ青二才呼ばわりした。
(出典:藤沢周平『秘太刀馬の骨』)

青二才に何が分るものかと云ふ様な風をする。
(出典:夏目漱石『それから』)

・まだやっと二十歳かそこいらの青二才としか見えない。
(出典:夢野久作『ドグラ・マグラ』)

・あん時の青二才がよくもここまで立派になったもんよ!(出典:竜騎士07『ひぐらしのなく頃に 8 祭囃し編』)

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類語

若輩者(じゃくはいもの)
意味:年齢が若く、経験の浅い者。また、たんに年の若い者。(出典:精選版 日本国語大辞典)

若造(わかぞう)
意味:年若い人や未熟な人をあざけっていう語。(出典:精選版 日本国語大辞典)

初心者(しょしんしゃ)
意味:学芸や武芸などを習いはじめたばかりの人。未熟な人。(出典:精選版 日本国語大辞典)

駆け出し(かけだし)
意味:その物事を始めたばかりで未熟なこと。また、その人。(出典:デジタル大辞泉)

見習い(みならい)
意味:本務につくために、また、その資格を得るために、業務などを実地に見て習うこと。また、その人。(出典:デジタル大辞泉)

嘴が黄色いくちばしがきいろい
意味:《ひな鳥のくちばしが黄色いところから》年が若くて経験の足りないことをあざけっていう言葉。(出典:デジタル大辞泉)

洟垂れ小僧はなたれこぞう
意味:若く経験の浅い者をあざけっていう語。(出典:デジタル大辞泉)

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