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雛祭りとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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雛祭り

「もうすぐ雛祭り」などのように使う「雛祭り」という言葉。

「雛祭り」は、訓読みで「ひなまつり」と読みます。

「雛祭り」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「雛祭り」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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雛祭りの意味

「雛祭り」には次の意味があります。

3月3日は「上巳」「桃の節句」などと言われ、厄を人形に移して祓った「流し雛」の風習がありました。それらが発展し、雛人形を飾り女の子の健やかな成長と幸せを願う現在の「雛祭り」となりました。(出典:日本文化いろは事典)

ひらがなで「ひなまつり」と表記したり、「おひなまつり」ということもあります。
女児がいる家庭で、その女児の健やかな成長を願って雛人形を飾ったり、地方によっては「さげもん」と呼ばれる吊り飾りを飾ってお祝いする行事です。
3月3日当日には、ちらし寿司や蛤のお吸い物、ひし餅やひなあられを食べる風習があります。
近年では、雛祭り用のケーキや和菓子など、ピンク色や桃色の装飾が施された色々な商品が売られるようになり、日本人にとっては大変身近なお祝い事のひとつでもあります。

使い方・例文

雛祭りの日とはなになのか、そのときの僕はまだ知らなかった。
(出典:片岡義男『ラハイナまで来た理由』)

雛祭り前の日曜日だから、娘と孫が食事にやってきたのだ。
(出典:中島京子『妻が椎茸だったころ』)

・わたしの家の近くの神社で、雛祭りをやるんです。
(出典:米澤穂信『古典部シリーズ4 遠まわりする雛』)

・家を出たままの奈緒実に家から荷物が届いたのは、それから二カ月も経った、あたたかく春めいた、ひなまつりの午後であった。
(出典:三浦綾子『ひつじが丘』)

・「三月三日のおひなまつりにね」 陽子が学校から帰ると、ランドセルをおろしながら夏枝に話しかけた。
(出典:三浦綾子『氷点』)

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類語

桃の節句(もものせっく)
意味:3月3日の節句。(出典:デジタル大辞泉)

上巳(じょうし)
意味:五節句の一。陰暦3月の最初の巳みの日。のちに3月3日。(出典:デジタル大辞泉)

五節句・五節供(ごせっく)
意味:年間の五つの節句。人日(じんじつ)(正月7日)・上巳(じょうし)(3月3日)・端午(たんご)(5月5日)・七夕(しちせき)(7月7日)・重陽(ちょうよう)(9月9日)。(出典:デジタル大辞泉)

雛(ひいな)
意味:紙や布で作った小形の人形。古く女児の玩具としたもの。また、ひな祭りに飾る人形。ひな人形。ひな。(出典:デジタル大辞泉)

内裏雛(だいりびな)
意味:雛人形の一。天皇・皇后をかたどった男女一対の雛人形。内裏様。内裏。(出典:デジタル大辞泉)

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