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除夜の鐘とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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除夜の鐘

「除夜の鐘の音」などのように使う「除夜の鐘」という言葉。

「除夜の鐘」は、「除夜」を音読み「鐘」を訓読みで「じょやのかね」と読みます。

「除夜の鐘」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「除夜の鐘」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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除夜の鐘の意味

「除夜の鐘」には次の意味があります。

12月31日(旧暦30日)大晦日(おおみそか)の夜半から元日にかけて、寺院で梵鐘(ぼんしょう)を108回つくこと。(出典:日本大百科全書(ニッポニカ))

108の煩悩を除去し新年を迎える意味をこめて、108回鐘をつきならすことをいいます。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・遠くから除夜じょやかねが聞こえはじめるころ、クニコが労働から帰ってきた。
(出典:乙一『失踪HOLIDAY』)

・風がやんだと東吾が気づいたのは除夜の鐘を聞いている時であった。
(出典:平岩弓枝『御宿かわせみ 29 初春弁才船』)

・興味の対象が、除夜の鐘から俺に移ったのがあり ありと見てとれる。
(出典:奈須きのこ『歌月十夜-42 年越し月姫~未来へのカウントダウン~』)

・まるで私の発言のほうが、除夜の鐘の大合奏よりも異様だというふうに。
(出典:吉村達也『ついてくる』)

・俺の部屋からではよほど耳をすませていないと除夜の鐘は聞こえない。
(出典:霞流一『フォックスの死劇』)

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類語

百八の鐘(ひゃくはちのかね)
意味:特に、後世、寺院で除夜に一〇八回鐘をつくこと。(出典:日本国語大辞典)

大晦日(おおみそか)
意味:1年の最終の日。12月31日。(出典:デジタル大辞泉)

除夜(じょや)
意味:1年の最後の夜。大晦日おおみそかの夜。(出典:デジタル大辞泉)

年末(ねんまつ)
意味:年の暮れ。歳末。歳暮。(出典:デジタル大辞泉)

年の瀬(としのせ)
意味:年の暮れ。年末。(出典:日本国語大辞典)

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