闘志
「闘志がみなぎる」などのように使う「闘志」という言葉。
「闘志」は、音読みで「とうし」と読みます。
「闘志」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「闘志」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
闘志の意味
「闘志」には次の意味があります。
・戦おうとする意気込み。(出典:デジタル大辞泉)
「闘志」という言葉をわかりやすく言うと、「ファイト!」という気持ちを意味します。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・ただ朝鮮半島南部に居住する倭人集団は武器も豊富で闘志に燃えている。
(出典:黒岩重吾『白鳥の王子 ヤマトタケル 4 東征の巻(上)』)
・自信と闘志とがからだ全体、魂全体にはちきれんばかりに充実していた。
(出典:海音寺潮五郎『平将門 中巻』)
・しかしその心底には、厳しい批判精神と闘志が燃えているようであった。
(出典:矢口純『酒を愛する男の酒』)
・スポーツをやるときの闘志に似たものが、波となってぼくに押し寄せてきた。
(出典:眉村卓『不定期エスパー4』)
・私は自分の手に簡単には入りそうもないものに対して、闘志が湧くたちなのだ。
(出典:森瑤子『非常識の美学』)
類語
・覇気(はき)
意味:物事に積極的に取り組もうとする意気込み。(出典:デジタル大辞泉)
・元気(げんき)
意味:心身の活動の源となる力。(出典:デジタル大辞泉)
・鋭気(えいき)
意味:鋭い気性、気勢。(出典:デジタル大辞泉)
・壮気(そうき)
意味:若々しく盛んな意気。(出典:デジタル大辞泉)
・闘魂(とうこん)
意味:あくまでたたかおうとする意気込み。闘争精神。(出典:デジタル大辞泉)