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鎧袖一触とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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鎧袖一触

「鎧袖一触だ」などのように使う「鎧袖一触」という言葉。

「鎧袖一触」は、音読みで「がいしゅういっしょく」と読みます。

「鎧袖一触」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「鎧袖一触」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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鎧袖一触の意味

「鎧袖一触」には次の意味があります。

鎧(よろい)の袖が一度触れたぐらいで、簡単に敵を打ち負かすこと。(出典:デジタル大辞泉)

「鎧袖」は「鎧の袖」、「一触」は「一度触れること」を意味し、鎧の袖が一度触れただけでいともたやすく相手を打ち負かすことのたとえとして使われます。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・何百という雑兵が波を打ってその前をさえぎっても、鎧袖一触にも値しないのである。
(出典:吉川英治 『三国志』)

・戦争となれば鎧袖一触のつもりがあったためとであろう。
(出典:阿川弘之 『山本五十六』)

鎧袖一触とは、このことだろう。
(出典:貴志祐介 『新世界より』)

鎧袖一触であった、と戦史は伝える。
(出典:池宮彰一郎 『本能寺(下)』)

・貴様が無理せんでも、鎧袖一触だ。
(出典:阿川弘之 『山本五十六』)

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類語

朝飯前(あさめしまえ)
意味:朝食をとる前のわずかな時間でできるような、たやすいこと。(出典:デジタル大辞泉)

いちころ
意味:いっぺんでころりと負けること。(出典:デジタル大辞泉)

圧勝(あっしょう)
意味:競技・選挙などで、他を大きく引き離して一方的に勝つこと。(出典:デジタル大辞泉)

一蹴(いっしゅう)
意味:簡単に相手を負かすこと。「挑戦者を一蹴する」(出典:デジタル大辞泉)

一撃(いちげき)
意味:1回の打撃または攻撃を加えること。「一撃のもとに倒す」(出典:デジタル大辞泉)

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