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率先とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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率先

「率先して取り組む」などのように使う「率先」という言葉。

「率先」は、音読みで「そっせん」と読みます。

「率先」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「率先」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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率先の意味

「率先」には次の意味があります。

ひとの先に立って事を行うこと。進んで事をすること。(出典:デジタル大辞泉)

率先の類語には、音頭取りがあります。
両者の違いは、前者が「自ら進んでことを行うこと」を指すのに対し、後者は自らの行動によって「多くの人の導くこと」を指すことをいいます。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

率先して練習に参加することで、放水をしない選手の疑いを晴らそうとする。
(出典:馳星周『夜光虫』)

・彼女もまた自分から率先して前に出るタイプではない。
(出典:山田悠介『パズル』)

・建築費の寄附なども率先して人より多く出したのであるが、それを秘して人に知られないようにしていた。
(出典:和辻哲郎『鎖国日本の悲劇 (後編)』)

・私は他のセクションを偵察に行くため、コピーをとる仕事があると率先していった。
(出典:群ようこ『無印OL物語』)

・「絶対に物を書くんだ」 と思ったこともないし、そのために率先して勉強をしたこともない。
(出典:群ようこ『飢え』)

類語

音頭取り(おんどとり)
意味:多人数の先に立って物事をすること。また、その人。(出典:デジタル大辞泉)

先んずる(さきんずる)
意味:他の人より先に進む。先に何かをする。(出典:デジタル大辞泉)

先駆ける(さきがける)
意味:他に先んじて事をする。(出典:デジタル大辞泉)

先導(せんどう)
意味:先に立って導くこと。(出典:デジタル大辞泉)

主導(しゅどう)
意味:中心となって他を導くこと。(出典:デジタル大辞泉)

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