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適材適所とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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適材適所

「適材適所の人材」などのように使う「適材適所」という言葉。

「適材適所」は、音読みで「てきざいてきしょ」と読みます。

「適材適所」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「適材適所」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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適材適所の意味

「適材適所」には次の意味があります。

あることに適した才能を持っている者をそれに適した地位・任務につけること。(出典:四字熟語を知る辞典)

「適材適所」は、建築現場での木材の特徴に合わせた使い方が語源となり、人や物事などの適切な配置など対して用いられています。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・国の深い内部の草の根に、強く供給され続ける適材適所の人材というかたちを取って、その力はこれまで常に存在し続けた。(出典:片岡義男『日本語の外へ(上)』)

・それぞれが個性をもっていて、 「それこそ、適材適所ということが大きな意味をもってくる」 ということだ。(出典:青木雨彦『男の日曜日』)

・出身にのみこだわるあまり、適材適所の配置が出来ない。(出典:山田智彦『銀行 男たちの報酬』)

・ふだん使う食器にも分相応、適材適所を常識として、料理と食器をくふうすることは、十分研究してよいことだと私は思います。(出典:平野雅章『食物ことわざ事典』)

・機能主義というのは、ある目的を果たすために、人間の使い方が、この人はこれ、この人はこれ、という風に適材適所で決まってしまうことになる。(出典:養老孟司『バカの壁』)

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類語

適任てきにん
意味:その任務・仕事に適していること。(出典:デジタル大辞泉)

恰好者かっこうもの
意味:手ごろなもの。ちょうどよいもの。(出典:精選版 日本国語大辞典)

好都合こうつごう
意味:条件などにかなっていて、都合がよいこと。(出典:デジタル大辞泉)

餅は餅屋もちはもちや
意味:餅は餅屋のものがいちばん出来がよい。専門家は、素人にはとうていかなわない質のよい仕事をするというたとえ。(出典:ことわざを知る辞典)

やはり野に置け蓮華草やはりのにおけれんげそう
意味:蓮華草は野に咲いていてこそ美しいのだから、摘み取らないのがよい。草木も人も本来あるべき所でそのまま愛めでるのがよいというたとえ。(出典:ことわざを知る辞典)

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