達成
「大記録を達成する」などのように使う「達成」という言葉。
「達成」は、音読みで「たっせい」と読みます。
「達成」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「達成」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
達成の意味
「達成」には次の意味があります。
・成し遂げること。目的を果たすこと。(出典:デジタル大辞泉)
「達成」という言葉をわかりやすく言うと、「目指していたものをやり遂げる」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・それは改善されていない目的を達成するための改善された手段にすぎない。
(出典:ソロー/神原栄一訳『森の生活』)
・それが達成されるまでは、放射性物質のほうは無視してくるとみていい。
(出典:ピーター・レスリー/青木秀夫訳『0011/ナポレオン・ソロ・シリーズ 第10巻 空飛ぶスラッシュ』)
・一つの事件が起きなければ、彼はその野望を見事達成したかも知れない。
(出典:森村誠一『虚無の道標』)
・彼の車に乗ってから、どうやって彼がそれを達成したのかきいてみた。
(出典:E・R・バローズ『創元初訳版/金星シリーズ(全5巻) 2 金星の死者の国』)
・革命という非常の行動は、生ぬるい考え方では達成できるものではない。
(出典:池宮彰一郎『本能寺(下)』)
類語
・成就(じょうじゅ)
意味:物事を成し遂げること。また、願いなどがかなうこと。(出典:デジタル大辞泉)
・大成(たいせい)
意味:長時間を費やして、仕事や研究などを完全にしとげること。(出典:デジタル大辞泉)
・速成(そくせい)
意味:長時間を費やして、仕事や研究などを完全にしとげること。(出典:デジタル大辞泉)
・実現(じつげん)
意味:長時間を費やして、仕事や研究などを完全にしとげること。(出典:デジタル大辞泉)
・完成(かんせい)
意味:完全に出来上がること。すっかり仕上げること。(出典:デジタル大辞泉)