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遊里とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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遊里

「遊里へ行く」などのように使う「遊里」という言葉。

「遊里」は、音読みで「ゆうり」と読みます。

「遊里」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「遊里」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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遊里の意味

「遊里」には次の意味があります。

一定の区画を仕切って公認の遊女屋を多く集めてある地域。(出典:精選版 日本国語大辞典)

主として、売春を仕事とする女性(遊女)がいる店が集まるエリアを指します。
戦後、売春防止法の施行により消滅しました。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・小五郎が京都の遊里にあらわれたのは、文久二年の秋ごろからであった。
(出典:古川薫『桂小五郎(上)』)

遊里へ入る前ほど彼の気持を厳粛にし反省深くするときはなかった。
(出典:岡本かの子『とと屋禅譚』)

・しかし日本の遊里の姿よりももっと自由で清潔なところらしかった。
(出典:石川達三『心に残る人々』)

・吉原、正確には新吉原であるが、江戸以来の唯一最大の遊里であった。
(出典:大江志乃夫『凩の時』)

・一から五までは恋の技術としても通用するが、六から九まではむしろ遊里のコツであろう。
(出典:張競『恋の中国文明史』)

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類語

遊郭(ゆうかく)
意味:遊女屋の多く集まっている一定の区域。(出典:デジタル大辞泉)

遊女(ゆうじょ)
意味:江戸時代、公認の遊郭、また宿場などにいた娼婦。女郎。(出典:デジタル大辞泉)

岡場所(おかばしょ)
意味:江戸で、官許の吉原以外の品川、新宿、板橋、千住をはじめとする私娼街の総称。(出典:精選版 日本国語大辞典)

色町・色街(いろまち)
意味:遊郭、芸者屋、待合などのある町。花柳街。古くはもっぱら遊郭。(出典:精選版 日本国語大辞典)

花街(はなまち)
意味:芸者屋・遊女屋などの集まっている町。色里。色町。かがい。(出典:デジタル大辞泉)

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